鹿児島県農業農村整備情報センター

2025農業土木Next Runner育成プログラム事業
農業農村整備事業 施工体験実習

県立鹿屋農業高校で施工体験実習を実施

 令和7年12月2日、県立鹿屋農業高校で、学校内のコンクリート舗装道路拡幅工事の施工体験学習を行いました。参加したのは、農林環境学科の2年生17名と教諭2名、工事の実施と施工指導は、(株)コウエイ建設の皆さまにご協力いただきました。

 当日は、(株)コウエイ建設の技術者が、あらかじめ水糸を張り、バックホウで床堀作業までを行った状態で、実習をスタートしました。生徒たちは、高さを調整しながら基礎材の砕石を投入して敷均しを行い、ランマーや振動コンパクタを使って締固めの作業を行いました。大きく振動するランマーを押さえながら動かすのは大変ですが、みな、指導を受けて上手に扱っていました。また、バックホウのアーム操作、型枠の設置、レベル測量も、3班に分かれて交替で体験しました。

 午前中の最後は、ワイヤーメッシュの敷設です。全員でワイヤーメッシュを搬入し、端の部分は、技術者が道路幅に合わせてカットし、整形していきました。次に、連結部分を針金で結束し、スペーサーブロックを設置する作業を行いました。

  • 基礎材を施工面全体に敷均していく

    基礎材を施工面全体に敷均していく

  • ランマーによる基礎材の締固め

    ランマーによる基礎材の締固め

  • ワイヤーメッシュの敷設

    ワイヤーメッシュの敷設

  午後にはコンクリートミキサー車が現場に到着。一輪車でコンクリートを搬入し、コンクリートバイブレーターを使って余分な水や空気を取り除く作業や、コテを使った整形に取り組みました。最後にホウキ目仕上げを行い、実習を終えました。

 このほか、コンクリートの品質試験も見学しました。コンクリート会社の担当者が、スランプ、空気量、塩分含有量を測定し、すべてが基準値内であることを確認しました。なぜ塩分濃度の測定が必要なのかなどについて、実習を振り返りながら学びました。

 コンクリート打設などをはじめとする作業体験はもとより、自分たちの手で造ったものが、形になって残ることは、生徒達にとって印象深い体験となったようでした。

  • コンクリートの品質試験

    コンクリートの品質試験

  • コンクリートの搬入

    コンクリートの搬入

  • コンクリートの整形

    コンクリートの整形